まだまだ酷暑が続きます。
でも、酷暑だからこそより美味しいものあります。
夏の焼き餃子大好きです。
母が料理が嫌いだったため
餃子を家で作ることができるなんて知りませんでした。
お料理大好きのお友だちのお母さんが
グラタンや餃子、焼売もケーキもパンも家で作ると聞いて
とても驚きました。
あの頃から私はいろんなお料理を家で作るお母さんになりたかったんだなと思います。
「大きくなってなにになりたい?」という質問に「お母さん」
と答えたことはないのですが、
心の奥深くで願っていたんでしょうね。
ヴィクトルユーゴ―の小説「ああ無情」に
コゼットが小さい体で水汲みをしているのをジャンバルジャンが見つけ
その桶を持ってあげるシーンがあるのですが
もちろんコゼットが助けられる場面ですが
あれはジャンバルジャンが今まで辛い仕事をしてきて
その辛さとコゼットの辛さが重なり、助けてあげた。
コゼットを助けることが自分を助けることになったんだと思いました。
私の場合は家で手作りの料理を作ってもらうことが夢だったようです。
でもそれは叶わないことなので
自分が子どもたちに手作り料理を作って満足しているのかなと思います。
母は料理は嫌いでしたが
何があっても笑っていました。
あの頃はそのすごさに気付かなかったんですね。